不動産名義変更手続センターでは、相続や贈与時の土地・家・マンションなどの不動産名義変更手続きについて、お客さまを完全サポートいたします!
【全国対応】【年間2000件を超える相談実績】【相談無料】書類収集から申請まで面倒な作業はワンストップで全てお任せください!明確でシンプルな料金体系

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《この記事の監修者》
司法書士法人不動産名義変更手続センター
代表/司法書士 板垣 隼 (→プロフィール詳細はこちら)
最終更新日:2025年11月2日

一般的に「家の名義変更」と呼ばれる手続きは、法律上の正式名称では「所有権移転登記」といいます。これは、土地や建物といった不動産の所有者が誰であるかを、法務局が管理する公的な記録(登記簿)に登録し、変更する手続きのことです。
法務局の登記簿では、家などの住宅、家屋をはじめ、オフィスビル、店舗、学校、工場なども含めて「建物」として管理されています。家や土地、マンションなどの不動産の所有者を変更する際は、所有権移転登記を行います。これらは一般的に、家の名義変更、土地の名義変更、マンションの名義変更などと呼ばれています。
この登記手続きを完了することで、その不動産の所有者が自分であることを第三者に対して法的に主張(対抗)できるようになります。
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家の名義変更に法的な義務や期限はこれまでありませんでした(相続に関しては2024年4月より義務化)。しかし、手続きを怠ると、将来的に深刻なトラブルや不利益が生じる可能性があります。
そして最も重要な点として、法改正により2024年4月1日から相続登記が義務化され、相続の開始を知った日から3年以内に手続きを行わない場合、10万円以下の過料が科される可能性が定められました。
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「家」の名義変更で特に注意すべきは、一戸建ての家は、法的に「建物」と「土地」という2つの別個の不動産として登記されているのが一般的であるという点です。
これは、マンションのように部屋(専有部分)と土地の権利(敷地権)が一体化して登記されるケースとは根本的に異なります。
そのため、手続きを始める前には、必ず建物と土地、両方の登記事項証明書(登記簿謄本)を取得して現状を確認する必要があります。
なぜなら、家と土地の所有者は必ずしも一致するとは限らず、例えば「建物は父の名義だが、調べてみたら土地は祖父の名義のままだった」というケースが実際にあり、その場合は手続きがより複雑になるからです。
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家・建物が実際に存在しているにもかかわらず、法務局に登記されていない建物が存在します。これを未登記家屋・未登記建物と呼びます。
不動産登記法により、建物の登記は義務とされており、家を新築した場合、建物が完成してから1ヶ月以内に表題登記(建物の最初の登記)をする必要があります。正当な理由なく申請を怠ると10万円以下の過料の規定もあります。
しかし、古い建物などで長年登記していないケースは多く存在します。本来は法律通り登記すべきですが、費用等の問題もあり未登記のままにされている家もあります。
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登記できる家・建物と認められるには、以下の3つの要件すべてを満たす必要があります。
この3要件を満たさない建造物は、たとえ建築物があっても登記上の「建物」とは認められず、表題登記ができません。逆に、この要件を満たせば登記義務が発生します。
家は土地と違い、新しく建築や増改築したり、家を解体し無くなることなどもあります。家を新築したら表題登記、増築したら建物表題部変更登記、取り壊したら建物滅失登記と、家はその都度、表題に関する登記をすることになります。
土地は法務局で地番で管理されますが、家(建物)は家屋番号で管理されます。
他の登記事項の違いとしては、土地は地目や地積が登記されますが、建物は種類や床面積が登記されます。
家の名義変更が必要になるのは、主に以下の4つのケースです。ご自身の状況がどれに当てはまるか、まずは下の表でご確認ください。
| ケース | 登録免許税率 | 主な必要書類の例 | 手続きの義務 |
|---|---|---|---|
| 相続 (遺産相続) | 固定資産評価額の0.4% | 遺産分割協議書 戸籍謄本一式 | 義務あり(3年以内) |
| 贈与 (生前贈与) | 固定資産評価額の2.0% | 贈与契約書 | 義務なし |
| 離婚 (財産分与) | 固定資産評価額の2.0% | 財産分与協議書 | 義務なし |
| 売買 (不動産取引) | 固定資産評価額の2.0%(軽減措置あり) | 売買契約書 | 義務なし(決済と同時に行うのが通常) |
相続による名義変更(相続登記)は、一般的に以下の流れで進めます。
手続きの流れ
必要書類一覧
相続登記では、多くの公的書類が必要となります。
親から子へ家を譲るなど、生前に所有権を移転するケースです。
手続きの流れ
必要書類一覧
【注意】 生前贈与は、後述する贈与税が非常に高額になる可能性があります。手続きを進める前に、税金面も考慮することが極めて重要です。
離婚に伴い、夫婦で築いた財産として家を分ける(財産分与)ケースです。
手続きの流れ
必要書類一覧
手続きの流れ
家の売買に伴う名義変更は、第三者との取引の場合は、安全な取引を担保するため、司法書士が立ち会い、売買代金の支払いと同時に行うのが一般的です。
必要書類一覧

名義変更には、主に「①登録免許税」「②司法書士への報酬」「③書類取得などの実費」の3つの費用がかかります。また、ケースによっては「④その他の税金」も発生します。

家の名義変更をするには、必ず登録免許税がかかります。登録免許税は、登記申請時に法務局へ納める国税です。税額は以下の計算式で算出されます。
登録免許税 = 家の固定資産評価額 × 税率
固定資産評価額は、毎年市区町村から送られてくる「固定資産税課税明細書」で確認するか、役所で「固定資産評価証明書」を取得して確認します。
登録免許税は、どのように名義変更するのか(原因)によって税率が異なります。亡くなった方からの名義変更であれば「相続(相続登記)」、タダであげる場合は「贈与(生前贈与)」、離婚に伴う清算の場合は「離婚(財産分与)」、お金で買う(売る)場合は「売買(不動産取引)」に基本的には該当し、他の原因もあります。
登録免許税は通常は収入印紙で申請書に添付し納税します。
相続登記の登録免許税の計算方法・納付方法と免税(非課税)になるケースを解説!

家の名義変更の専門家は司法書士です。
家の名義変更手続きを司法書士にご依頼の場合は、司法書士の報酬が発生します。
司法書士の報酬とは別に登録免許税や書類収集等の実費がかかります。実費はご自身で手続きをした場合でもかかる費用です。
登録免許税以外にも後日課税される税金もありますので、全体の費用・税金を確認してから手続きを進めることをお勧めいたします。
どれくらい費用がかかるか不安な方は司法書士に相談しましょう。
司法書士の費用・料金相場|不動産名義変更の報酬体系を明確公開
不動産名義変更の料金プラン一覧|司法書士報酬+実費(登録免許税など)を解説

家の名義変更をするには、各種証明書を手配する必要があり、取得には実費がかかります。戸籍謄本や住民票など、手続きに必要な役所へ支払う取得手数料です。
相続の場合は、収集する戸籍の数が多くなるため、数千円から1万円程度かかることもあります。
証明書取得の他にも役所に行く交通費や、書類郵送費などの実費もかかります。
相続登記に必要不可欠な戸籍謄本とは
名義変更の理由によっては、登録免許税とは別に以下の税金が課される可能性があります。これらは非常に高額になることがあるため、注意が必要です。
名義変更するだけなのに税金がかかる?
「結局、総額でいくらかかるの?」という疑問にお答えするため、具体的なシミュレーションを見てみましょう。固定資産評価額3,000万円の家を名義変更した場合の計算。
| 費目 | 相続の場合 | 贈与・財産分与・売買の場合 |
|---|---|---|
| 固定資産評価額 | 3,000万円 | 3,000万円 |
| 登録免許税 | 3,000万円×0.4%=12万円 | 3,000万円×2.0%=60万円 |
| 司法書士報酬(目安) | 10万円 | 10万円 |
| 書類取得費等(概算) | 1万円 | 5,000円 |
| 合計(目安) | 23万円 | 70万5,000円 |
| ※別途、贈与税や不動産取得税などがかかる場合があります | ||
家の名義変更は自分で行うことが可能です。しかし、専門家である司法書士に依頼する方が良いケースも多くあります。
メリット
デメリット
不動産の名義変更・相続登記は自分でできる?専門家に依頼が必要?
メリット
デメリット
不動産の名義変更・相続登記は自分でできる?専門家に依頼が必要?
不動産売買で住宅ローンを利用する場合、融資を行う金融機関は、担保権を確実に設定するため、金融機関が指定する司法書士が登記手続きを行うことを融資の絶対条件とすることがほとんどです。この場合、買主が自分で登記手続きを行うという選択肢は事実上ありません。
その他は難易度の問題でご自身でできないケースなどはあります。
| 比較項目 | 自分で手続きする場合 | 司法書士に依頼する場合 |
|---|---|---|
| 費用 | 司法書士報酬は不要 (実費のみ) | 司法書士報酬が必要 (実費+報酬) |
| 時間・手間 | 非常に大きい (数週間~数ヶ月) | 最小限 (必要書類への署名・押印程度) |
| 正確性・リスク | 書類不備のリスクが高い | 専門家により 正確性が担保される |
| 手続きの難易度 | 高い (特に相続は複雑) | 低い (専門家が全て代行) |
家の名義変更の手続きの内容(相続、贈与、離婚、売買等)によって、必要書類も異なります。
下記リンクにそれぞれの種類ごとに個別に手続きの案内をしておりますので、ご自身の内容に合った項目をお選びください。
【ケース別】不動産名義変更を行う際の必要書類・添付書類まとめ

相続による家の名義変更(相続登記)を行う場合は、物件や相続人の調査、書類収集、書類作成、書類への押印、登記申請を行うことになります。
相続登記を自分でカンタンに手続き!必要書類や費用、申請書の作成方法を解説
相続以外の手続き(贈与、離婚、売買等)の場合は、当事者が契約を交わし、書類を揃えて法務局へ申請することになります。
親族や知人間での手続きなのか、第三者と売買するのかによってやり方進め方も異なります。また、不動産業者や司法書士等の専門家が関与するかによっても異なります。
贈与による不動産の名義変更を自分で!
離婚による不動産の名義変更を自分で!
家の名義変更にかかる期間は、手続きの内容にもよりますが1ヶ月程度はかかります。
相続の場合は、必要書類の収集にさらに時間がかかる場合もあります。
ご自身で手続きをするのか、専門家に依頼するのかどうかによっても期間が変わるかと思われます。
不動産の名義変更にかかる期間はどれくらい?
家の名義変更について相談する場合は司法書士に相談しましょう。
当センターは司法書士事務所(司法書士法人)が運営しております。ご相談の場合も当センターにて直接ご案内が可能です。
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土地や家の名義変更は誰に頼むと一番安心?相続登記のおすすめ代行先も解説!
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